世の中には、その業界、その関係者でなければ、その重要度や必要性がわからない資格とかがある。
環境計量士も、いわば、そういうもののひとつ・・じゃないかと思う。

建築や、当該する業界にいる人にすれば、まあ特別な感慨もなかったりするのかなあ。
でも今回、いろいろ自分で、環境計量士について調べてみて、資格というのは、奥が深いんだなぁと思うことになった。

若いときは、けっこう粋がって、資格やネクタイじゃあメシは食えないよ、実力だよと、まあ環境計量士じゃないけどね、資格だ何だと、追いかけていく同年代を、...

環境 計量士は、計量法に基づく、経済産業省所管の国家資格だが、環境に関する 1)濃度、2)騒音並びに振動 の２つについて、その計量結果を証明するのに必要な資格である。
濃度、騒音並びに振動の計量結果を証明するために、環境 計量士は、計量証明書を発行することができる。
環境 計量士の試験は毎年1回で、通常の筆記試験は、年度末頃に行われる。年に１回だけなので注意したい。
環境 計量士になるには、この筆記試験に合格する他、実務経験や、定められた講習への参加が必要になりる。
また、環境 計量士の試験は２...

環境 計量士は計量証明書を発行するが、計量証明書に関わる環境 計量士が行う業務は、まず環境の計量機器等の整備、計量の正確性の保持、環境の計量の方法の改善がある。
環境 計量士は、その他に機器等の保管・検査、環境の分析方法の決定、環境の分析方法を指導し、分析結果を確認する。

計量証明書には、環境 計量士の印が必要となるが、これらは、法律に定められている。

環境計量の技術は、日々進歩していて、新しい機器も登場するし、新しい分析方法も採用されるため、環境計量士は、常に新技術を理解し、関係する法令の...

環境 計量士の騒音と振動の業務の概要だが、音圧レベル及び振動加速度レベルの計量と、その計量管理に係わる仕事を行う。
騒音の面からは、プレス機、送風機など、騒音を出す工場や建設工事、あるいは道路、自動車、鉄道、航空機のなどの騒音を環境 計量士は、測定することになる。
振動では、プレス機、鍛造機等など、振動を出す工場や建設工事、あるいは道路、自動車、、鉄道などの振動が、人体へどの程度の影響出すかを評価するため、環境 計量士は振動を測定することになる。

騒音と振動関係の、環境 計量士の筆記試験の内容...

環境 計量士の濃度に関する業務、仕事の内容は、濃度の計量、測定と、濃度の計量管理に係わる様々な業務を担当することになる。

環境 計量士は、大気、空気については、工場から排出されるばい煙、大気、空気中の有害物質、悪臭物質などの測定を行うことになる。
また、環境 計量士は、水質や土壌についての測定を行う。
環境 計量士が測定を行う水質や土壌だが、、
環境 計量士は、工場や生活排水などの汚濁物質の排出状況を測定する。
環境 計量士は、河川、湖沼、海域の汚濁状況を測定する。
さらに、有害物質の不適切な...

優月さんから、コラム「環境 計量士の業務と試験の注意」に関して、意見、感想、経験談を寄せていただきました。（2014/5/23）

環境 計量士になるには年1回の国家試験に合格し、実務経験や講習への参加もしなければならないのですから、大変ですね。それに国家試験も合格率15％の超難関試験ということですから、並大抵の努力では環境 計量士にはなれませんね。それなのに平均年収は450～500万なんて・・・もっと高給でもいいのではないかと思いますよ。大気・水質・土壌汚染の測定や分析、騒音・振動の測定分析。...

Nekokitiさんから、コラム「環境 計量士の業務と試験の注意」について、意見、感想をいただきましたので掲載します。（2014/6/2)

理系の試験は難しそうな上に、実際の合格率の低さ。難関なのですね。
騒音や大気汚染は日常生活を送る上でとても気になる問題です。会社や工場を運営する立場なら当然ですが、一般家庭でも実は結構気にするべきところだと思います。
余談ですが、もし近所のことで苦情を出したいと思ったら、おそらくそれなりの手順を踏んで環境計量士に依頼することになるんですよね。大ごとになりま...

コラム「環境 計量士の業務と試験の注意」に関して、Fatipuruさんから、意見、感想、経験などをいただきましたので掲載します。（2014/6/12)
世の中には本当に色々な職業や資格があるものですね。環境計量士という資格があるのを初めて知りました。今は、PM2.5とか放射能とかそういったことが問題になっているので、この資格を持っている方々は忙しいのでしょうか。確かに、企業で調査したものには、大変失礼な言い方ですがやろうと思えばどれだけでも色はつけられますから、公正な独立機関として計量する必要が...

「環境 計量士の業務と試験の注意」の口コミと評判について、AnhMotherさんから意見、感想、経験コラム談を寄せていただきました。（2014/10/23)


恥ずかしながら環境計量士という資格があることを知りませんでしたが、これは非常に大切な役目と言えそうです。しかも合格率が低い、難関国家資格なのですね。環境問題が世界中で取り沙汰されている中で、寡聞ながら自分が知らなかったのもショックでしたが、もっと世間で評価されていてもいい職業だと思います。この資格を持つ方によって企業が環境に及ぼす影響の...

「環境 計量士の業務と試験の注意」の口コミと評判について、BlueNoirさんから意見、感想、経験コラム談を寄せていただきました。（2014/11/19)



環境計量士という資格、知りませんでした。環境計量士は一般計量士・濃度計量士・環境騒音計量士の3つの専門を持つ資格に分かれ、大学卒業レベルの知識を問われるため、簡単な試験ではないとのこと。資格を取得した後に気になるのは、その資格を生かせる求人があるかどうか…環境計量士は数は少ないようですが、常にいくつかは求人情報を見つけることができるそう...